髙田 郁さん著
あきない世傳 金と銀 本流篇
読みました

6作目の物語は
危機を6代目と乗り越えながら
江戸出店を準備していた中6代目が急逝し
女名前禁止の掟のもと後を継げず
暖簾を守るため
知恵を出しながら江戸出店するところまでのお話

6作目の最後はウルウルとしてしまう
江戸時代、女の人は自由に旅に出ることもできず
大阪では表立ってお店を継ぐこともできず
虐げられることの多かった時代
そして
五鈴屋の亡き富久さんの言葉
「買うての幸い、売っての幸せ」
心に沁みます

9784758442336